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このコラムは弁護士浅野剛が日常の身近な法律問題を架空の法律相談形式でなるべくわかりやすく説明するものです。法律の面白さについても知ってもらえたらということで想定読者は法的知識のない一般の方となっています。
今回のテーマは「遺留分」です。遺留分とは一定の相続人の最低限の取り分などと言い換えられるかもしれません。昨今の制度改正・法改正により今後ますます請求しやすくなると思いますので計算方法を簡単にご説明します。
今回のテーマは2024年5月に公布された共同親権に関する民法改正です。大きく話題になっているのでたまに聞かれるのですが、まだ解説書籍がないので要綱案や改正法の条文等を読んで自分用にまとめたものになります。率直な印象としては、離婚給付(財産分与・養育費等)に関する取り立てが強化されていることについても共同親権導入並みのインパクトがあるように思いました。
今回のテーマは離婚の際に公正証書を作成すべきかどうかです。 結論としては、個人的には調停の方が便利だと思いますが、公正証書ならではのメリットもあるので事案によって使い分けるのが良いと思います。
事案としては当方が深夜、パーキングメーター設置エリアにパーキングメーター時間外に駐車中、後方より左折してきた相手車両にぶつけられたというものになります。相手方保険会社の主張は、①当方が駐車禁止区域に停車していたこと及び②当方がハザードを点灯させてなかったことから過失割合が20(当方):80であるというもので納得できないということでご依頼となりました。
今回のテーマは交通事故訴訟における控訴と附帯控訴です。例えば当方が無過失を主張し、相手方が7(当方):3(相手)を主張している事案において、第一審で過失割合が2(当方):8(相手)の判決が出て相手方が控訴するかわからないという事案で当方は控訴すべきなのか?他に良い方法があるのか?というのが今回のテーマです。
T字路において直進していた自動車(当方)と一時停止違反で右折してきたバイクとの出会い頭の衝突事故で、相手方保険会社から過失割合当方20:相手方80を主張されているがなんとか当方10:相手方90まで交渉して欲しいというご依頼
お子様が私立学校に通学されているケースで私立の学費が婚姻費用(離婚成立までの暫定的な生活費)や養育費(離婚後のお子様の生活費)にどのように反映されるのか解説していきます。
出産、子育て、転勤、転職などにより夫から心無い言葉を浴びせられ、生活費についても十分に渡してくれないという状況で離婚を決意された妻側からのご相談でした。
今回のテーマは古物商の許可についてです。専門ではないのですが、割と法律相談で聞かれるので調べたものをまとめてみました。結論としては許可は必要ですが、衣類関連の販売は古物商の許可以外にも色々法規制があって大変なので事前にしっかり調べましょうというところになります。
1年近くにわたって裁判所で事実関係を徹底的に争いましたが、最終的には依頼者の早期解決の要望により30万円程度での勝訴的和解となりました。