ブログ

【解決事例】器物損壊事件の被疑者を不起訴にした事例

相談内容

器物損壊における被疑者段階の刑事弁護のご依頼でした。
一流の会社にお勤めであり、何とか不起訴にして欲しいとのことでした。

ご依頼後

乗車中の自動車を破壊されたということで被害者の処罰感情が強く、示談交渉が大変難航しました。
担当検察官に面接して協力を要請し、被害者と数度の面談の末、何とか示談が成立し不起訴処分となりました。
面談では当初は大声で罵倒されるなど苦労もありましたが、最後は納得していただき刑事弁護の社会的意義を感じました(弁護士が介入していなければ被害弁償もされずフレストレーションも溜まったままだったでしょう。)。
示談金も一般的水準未満に抑えることができました。

コメント

刑事事件で被害者の方がお怒りになるのはもっともなことです。刑事弁護人としては限られた予算と時間の中でなるべく早く示談交渉を成立させる必要があります。
今回は、八方手を尽くしてもどうしようも無いということを正直に検察官に申出て協力を仰いだところ、弁護人がそこまで動いているのであれば協力しますということで上手くいきました。
刑事弁護では諦めない粘り強い交渉とフットワークの軽さが重要だと感じています。

関連記事

  1. 【解決事例】不貞の慰謝料請求を大幅に減額した事例
  2. 【解決事例】交通事故で過失割合を20:80から当方無過失にした事…
  3. 【解決事例】交通事故で過失割合を20:80から10:90にした事…
  4. 【解決事例】モラハラ・経済的DVで離婚を成立させた事例
  5. 【解決事例】免責不許可自由のある方の自己破産
  6. 【解決事例】交通事故での過失割合を10:0にした事例
  7. 【解決事例】悪意の遺棄での離婚訴訟で勝訴判決を獲得した事例
  8. 【解決事例】DV証拠がなく財産開示もされない離婚事件で相手方より…
PAGE TOP